腰が痛いあなた
首が痛いあなた
肩・足・手等々の日々の痛みの原因、しっかりわかってますか?
「1週間位したらいつも治るから我慢するよ」なんてそのままにしていませんか?
原因がわからないと、いつまた再発するかわからないですよね。大切な仕事の前に… 楽しみにしていた旅行の前に… 痛みが再発… なんてことになったら嫌ですよね。
原因が明確になると、対処方法が明確になります。対処方法が明確になると生活の注意点も明確となり痛みをコントロール出来るようになります。
先ずは分類してみましょう!
痛みは3つに分類できます。あなたの痛みはどれでしょう?
- 骨・関節系
- 筋・筋膜系
- 神経系
では3つの分類のそれぞれの特徴を解説していきますね!
骨・関節系の痛みの特徴
- 痛みの種類:鋭い痛み、鋭痛、ズキッ、
- 痛い部分が比較的浅い「表面・表層に感じる」
- 痛い範囲が狭い、広がらない「限局した部分に痛みを感じる」「ここだけが痛い」指一本で示せる痛み
- 再現性が高い
- 関節の操作で痛みが減る「非伸縮(伸びないホワイトテープ)テーピングや関節操作系の体操が効果的」
筋・筋膜系の痛みの特徴
- 痛みの種類:鈍い、疼くような、不快感に近い痛み
- 痛い部分が広い:どこが痛いのか不明瞭、明示することが困難、手のひらで広い範囲を示すことが多い
- 痛い範囲が拡がる:遠くに、又は近くに痛い範囲が拡がる。放散する。
- 押すと凄く痛い部分がある:深い部分にすごく痛いコリのような組織がある。深部圧痛点が存在する。(症状のある筋肉が浅い場合は浅い部分にある。)
- 筋・筋膜の操作で痛みが減る:問題のある筋肉・または筋膜を把持して(握って・押さえて)動作すると痛みが減る
注意点として:稀にシビレると表現される方がいます。神経系の症状と似ているので鑑別検査が必要です。
神経系の痛みの特徴
- 痛みの種類:ピリピリ・ジンジン・チクチク等 表現されることが多い
- 痛い部分が拡がる:身体から遠くに行くように症状が拡がる。神経に沿って拡がる
- 特定の姿勢・動作で症状が悪化する
- 神経を直接触ると痛い
- 力が入らない:筋力低下
- 触った感じが鈍い:感覚低下
- 脚気の検査:(膝をポンッと叩くと足がビクッと勝手に動いちゃうアレです)反応が出ない又は弱い。腱反射の減弱・消失
それぞれの痛みの特徴はわかりましたか?
あなたのその痛みは何が原因なのか、どの組織が痛いのか
少しでも痛みの原因に近づければ、それは改善の一歩目です。
図にもあるように、それぞれが独立した分類ではなく併発しているケースもありますが、「一番影響している組織は何なのか」…がとても大切です。
詳しい対処法もそれぞれ用意しています。是非見ていって下さいね。
あなたの痛みがなくなること、日常生活を健やかに過ごして頂ける様に応援します。
質問・ご意見などありましたらコメント欄へお願い致します。
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頑張ってくださいね!